

“耳の力”がぐんと伸びる4・5歳。今が音楽のはじめどきです。
人間の聴覚がもっとも発達するのは、4・5歳のころ。
この時期にたくさんの音楽を聴き、歌い、弾く体験を重ねること、“こころ”と“からだ”で、まるごと音楽に向き合うことで、音楽のさまざまな表情やニュアンスを聴きわける耳が育まれます。
幼児科の特長
さまざまな角度からの音楽体験
「きく」「うたう」「ひく」「よむ」「つくる」といったさまざまな角度から、言葉を覚えるように音楽に親しみます。
“こころ”と“からだ”の発達段階に合わせたプログラム
4・5歳は音楽的な聴感覚の発達が著しい時期。
聴いた曲をくり返しドレミで歌ったり弾いたりすることで、音楽的な耳を育てます。
お友だちと一緒だから楽しい
音楽の楽しさをお友だちと共有できるのはグループレッスンならでは。
刺激し合うことで自主性や意欲を引きだし、協調性や社会性も育ちます。
親子一緒だからもっと学べる
保護者の方が一緒にいてくださることが、お子さまの安心感や積極性を引き出します。
家庭での音楽環境づくりにもつながります。
幼児科の2年間で、音楽のチカラはぐんぐん伸びます。
3ヶ月後 1曲を通して演奏します
みんなで歌ったり音楽に合わせてからだを動かすことで、音楽をからだ全体で感じ、グループレッスンの楽しさにふれます。
また、CDに合わせて鍵盤に親しみ、簡単な片手演奏の曲が弾けるように。
半年後 両手で曲を演奏します
グループレッスンの楽しさを実感、みんなで一緒にがんばろうとする意欲やよい意味での競争意識が芽生えてきます。
この頃から両手奏に入り、音楽のいろいろな要素を「きく→うたう→ひく」の順序で学んでいきます。
1年後 いろいろな和音や調を経験します
和音を覚えたり、ハ長調やト長調、ヘ長調を習ったり、レッスンで教わる音楽の幅が広がります。
曲のイメージにふさわしい歌い方や弾き方もできるようになって、いろいろな伴奏も経験します。
2年後 さまざまな表情の曲に挑戦します
ハ長調の曲からはじまり、ト長調、ヘ長調、ニ短調、イ短調と2年間に5つの調を経験します。
元気な曲、もの悲しい曲、美しい曲など、気持ちをこめて演奏することや表現方法を学んでいきます。
レッスンの概要
入会対象 | 4・5歳児 |
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期間 | 2年間 |
開講月 | 5月・11月 |
レッスン時間 | 1回60分(教室の入れ替え時間を含みます) 年間40レッスン |
レッスン形態 | 1クラス10名程度のグループレッスン ※レッスンは保護者の方とご一緒です。 |
幼児科ってどんなことをするの?
先生の演奏やCDで曲を聴き、「歌いたい」「弾いてみたい」という気持ちを喚起します。
それと同時に「音楽をかたち作るさまざまな要素全体(音楽をまるごと)を聴きとれる耳」を養っていきます。
歌詞やドレミで歌い、曲の表情やニュアンスを表現します。
先生が歌ったり弾いたりするメロディーを聴き、それをまねして歌うことで、音楽を確実に把握していきます。
片手ずつからはじめ、両手で1曲弾けるようにしていきます。
また、弾くことを通して、ソルフェージュ力やハーモニー感、人と合わせる感覚、かんたんな伴奏付けなど、総合的な音楽力も身につけていきます。
弾いた曲の楽譜をドレミで歌いながら指で追ったり、そのメロディーをマグネットで五線上においたりします。 「聴いて歌って弾いたものを、最後に楽譜で確認していく」ことによって、少しずつ楽譜に対する興味づけをおこなっていきます。